[2014年4月] 光化門再び「オフィスハブ」へ
ソウル重要業務地区の中で光化門と鐘路(中心業務地区・CBD)周辺が江南(KBD)、汝矣島(YBD)より賃料が高いと現れた。最近、5年間CBD周辺に新築業務ビルが数多く建築され、いわゆる「プライム級ビル」の供給が増えたからと分析される。プライム級ビルは延面積5万㎡ほどの該当圏域内最高水準のランドマークビルを称する。これと共にCBDの新規供給物量は多く増えたが、空室率は逆に大幅に減った。
光化門の牙城を再確認することができる。伝統的中心地区である、光化門周辺が一時期新しく造成された江南、汝矣島より衰えたイメージで衰退の道を辿るように見えたが、相変わらず最高の座を維持しながら健在さをアピールしている。まるで「王の帰還」だ。昨年、四半期CBD地域の1㎡当りの賃料は3万427ウォンでKBD(2万3595)、YBD(2万3595)より賃料が高かった。 空室率の面でもCBDは三つの地域の中で最大落差を記録した。
昨年三半期14%だったCBDの空室率は四半期に入って9.3%に減った。その一方、 KBDの空室率は6.3%から7.1%へ増えた。IFCビルとFKIタワー等、最近大型オフィスビルが相次いで供給された YBD地域は空室率が20%代で三つの地域の内、一番高かった。但し、昨年三半期23.6%から四半期22.2%で多少減った。三つの地域では最近5年間新築業務ビルが数多く建設された。 CBDでは2010年フェロムタワー(6月、延面積5万5695㎡)、ミレエッセットセンターワン(10月、16万8050㎡)、2011年シグネチャタワー(6月、9万9992㎡)等のプライム級ビルが相次いで竣工された。